[English/日本語]
本ドキュメントの最新版は https://github.com/cmsi/MateriAppsLive/wiki/ceenv にあります。
ceenvとは?
ceenv (Computer Experiment Environment)は、VirtualBox上で動作するコンピュータ実習のための仮想マシンです。UNIX全般(UNIXコマンド, ネットワーク, Emacs, Gnuplot)やプログラミング(C, C++, Fortran, Python2/3, MPI, OpenMP, BLAS/LAPACKなど)の実習に必要な環境一式が一つのVirtualBox仮想ディスクイメージに収められており、VirtualBoxにインポートするだけですぐに使い始めることができます。
VirtualBoxとは?
オープンソースの仮想化ソフトウェア。macOSやWindowsなどの、既存のオペレーティングシステム(ホストOS)の上で、別のOS (ゲストOS)を実行することができます。サポートされるホストOSはLinux、macOS、Windows、Solaris。ゲストOSとしては、FreeBSD、Linux、OpenBSD、OS/2 Warp、Windows、macOS、Solarisなど、x86/x64アーキテクチャのOSであれば基本的には動作します。GNU General Public License (GPL) Version2の下で公開・配布されています。
ceenvとMateriApps LIVE!との関係
MateriApps LIVE!は、ceenvを基礎としてその上にさまざまな計算物質科学アプリケーションや可視化ツールがあらかじめインストールされたVirtualBox仮想マシン環境です。VirtualBoxにインポートするだけで、第一原理計算、分子動力学計算や有効模型計算など、さまざまな計算物質科学シミュレーションをすぐに始めることができます。MateriApps LIVE!に収録されている計算物質科学アプリケーションは全てDebianパッケージとして公開されており、簡単にceenvにインストールして実行できます。
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