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概要

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DSQSSは,格子などの離散空間上で定義された量子多体問題を解くためのプログラムです. ファインマン経路積分をワーム更新法でサンプリングする量子モンテカルロ法を使っています. 単位格子の情報、2体相互作用ハミルトニアンの行列要素などを入力ファイルとして, 広い範囲のモデルに対応しています.

リリース情報

  • 2011.3.31 Ver.1.0
  • 2011.9.25 Ver.1.0.20 温度の規格化、GNU拡張の廃止等修正
  • 2011.9.30 Ver.1.1 レプリカ交換計算機能の追加
  • 2012.2.29 Ver.1.1.6 バグ修正、マニュアルの整備追加
  • 2012.3.14 Ver.1.1.8 コードdla_alg.ccのコメント文修正
  • 2012.3.23 Ver.1.1.9 runConfigure、dla.ccの不具合修正
  • 2012.3.25 Ver.1.1.10 exact_H.ccの修正、実行モジュール名hamgen_Hに変更
  • 2012.6.7 Ver.1.1.11 doxygen,sphinxの自動生成makeの作成,その他微修正
  • 2012.7.12 Ver.1.1.12 物性研システムBのMPI環境に対応したマクロを生成
  • 2012.10.03 Ver.1.1.13 サンプルの追加、その他微修正
  • 2013.01.10 Ver.1.1.14 メモリ増大の不具合の修正、マニュアルの一部修正
  • 2013.07.22 Ver.1.1.15 レプリカ交換法の不具合の修正、マニュアルの一部修正
  • 2014.03.28 Ver.1.1.16 シングルモード(非MPI環境)に対応

ダウンロード

★★★ dsqss-1.6.15.tar.bz2(11M)ダウンロード★★★

開発者としては,今後の開発の参考としたいので,どのような利用目的・形態があるかを知りたいと思います. 利用のされる方は,件名「DSQSS user info」(半角英字)としたメールにて, 氏名,所属,利用目的,利用形態などの情報を

dsqss@issp.u-tokyo.ac.jp

まで,お送り下さると幸いです.(利用のための必須条件ではありません.)また,ご感想・バグレポート・ご要望 などがあればぜひお知らせください.ボランティアベースの開発であり,迅速な対応はお約束はできませんが, できるだけ対応できるよう努力します.

開発者

  • 加藤康之(理化学研究所)
  • 川島直輝(東京大学物性研究所)
  • 坂倉耕太(NEC)
  • 鈴木隆史(兵庫県立大学工学研究科)
  • 原田健自(京都大学情報学研究科)

開発協力者

  • 大久保毅(東京大学物性研究所)
  • 正木晶子(東京大学物性研究所)

ライセンス

  • GNU General Public License (GPL)に基づきます。
  • 利用のための必須条件ではありませんが,利用実態を把握したいので,科学計算などに使用した場合,関連公表論文の書誌情報などをアプリケーション管理者までお知らせ下さることを希望します.また,論文などによる成果公開に際して謝辞に記載していただければ幸いです.
++ 謝辞サンプル ++
Numerical results in the present paper were obtained by the quantum Monte Carlo program DSQSS(http://kawashima.issp.u-tokyo.ac.jp/dsqss/).

謝辞

本ソフトウェアの研究開発は、一部、次世代スパコンプロジェクト「次世代ナノ統合シミュレーションソフトウェア研究開発」の援助によって行われました。ここに感謝の意を記します。

連絡・問い合わせ先

東京大学 物性研究所 川島研究室

dsqss@issp.u-tokyo.ac.jp